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僕が、きっと少女を殺した('・ω・')
lineman 投稿 - 2010/08/19 更新 - 2013/03/09 1 Comments 316 Views
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(A)
少女は一人きり 生まれた世界を憎悪する
まるで淀んだ海底に沈み続けているように

(A)
少女はその部屋で 壊れた心を歪ませる
「ゴミのようだ」と蔑まれ 踏まれ続けていくうちに

(B)
「キキタクナイ ミタクナイ」 黒く染まった

(S)
「憂鬱な扉の奥 全てが消えてしまえばいい」
唇をかみしめていた ただ一つの反抗
退屈な世界の色 白い雲を刻みながら
無機質な籠の中で 今日も少女は笑う

(A)
ある夜屋上で 少女とキョウキが交差する
たった1つの正解を思いついたかのように

(B)
聞こえない 届かない 赤く染まった

(S)
「死にたいの 死にたいの? 私をどうか死なせてよ」
その針は振り切れていた ただ一つの感情
鮮やかな飛沫が舞い 白い肌を刻みながら
無規則な空の向こう 見つめるその目はどこへ

(A)
ある夜屋上で 少女とキョウキが交差する
それは世界の生存を肯定するかのように

(S)’
「憂鬱な扉の奥 全てが消えてしまえばいい」
唇をかみしめていた ただ一つの反抗
「つまらない自分なんてここから消えてしまえばいい」
包丁(悲しみ)を抱きしめながら痛ましく微笑んだ

(S)
「つまらない自分なんて殺して生まれ変わればいい!」
無意識に抱きしめていた その肩は震えてた
静寂が空を包み その夜明けが近づく頃
暖かい腕の中でそっとその目は閉じる

(S)
「気づいてた?」「気づいてた」いつか忘れてしまえばいい
とある朝 少女は死んだ 時が動き始めた
退屈な世界の中 白い旗を抱えながら
不器用な笑顔一つ浮かべ貴方は笑う

___
キョウキ=狂気、狂喜、凶器

最後のサビのわかりにくさは異常なので少しだけ補足。

「白い旗を抱えながら」=腕に包帯を巻きながら(ダブルミーニングで、「僕」の思いに降参して死ぬのをやめたという暗喩)
「少女」は死に「貴方」が生まれた、
こう考えてもらうともう少し全体が掴みやすくなるかもしれません。
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1 Comments

退会済み
2010/08/20
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おはようございます、まどろみです。

読んでいくと少女や背景の様子が
次第に鮮明に浮かんでくるようでした。
物語性のある作品でした。

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