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未だ朝も醒めないうちに
太陽を独り占めしたくて
風の通り道切り裂いて
あの展望台まで
無邪気に夏を追いかけた
子供の頃を想い出す
畦に咲いた花の名前は
もう忘れたけど
日が暮れるまで一日中
ほんの小さな世界の中で
逢いたくて 逢いたくて
夢中で探し続けた
あの空の青は今
誰の目に映るのだろう
そう季節は日毎巡り
変わってく人を尻目に
いつも同じ匂いだけ
残しまた巡る
家路につくのが淋しくて
遠回りして怒られて
喜びも 悲しみも
知らずただ楽しかった
流れては消える星
何を祈ればいいだろう
純粋に流れる時間を
今はもう知らない
朝もまだ醒めないうちに
太陽を独り占めしたくて
風の通り道切り裂いて
あの展望台まで
逢いたくて 逢いたくて
夢中で探し続けた
あの空の青は今
誰の目に映るのだろう
2 Comments
2012/11/28
素直で素朴な感じが
好きだな、と思いました。
また、情景が繊細に綴られていて、
見入りました。
2012/12/17
コメありがとです!
子供の頃は何を考えていたのか、
何にも考えていなかったのか、
どうでもいいくらい
ただ嬉しいや楽しいってだけで過ごせた気がします。
そんな昔が懐かしくなり、つくりました。