作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

ただ　ペンを走らせた
物語の始りは
上手く　言葉に出来ない
初期衝動だけで

白紙のままのページに
誰よりもワクワクして
一人にやけては　下手な字を並べた
一日中　飽きもせずに


あれから　だいぶ時は経って
所謂イイ大人になって
やれ、責任だとか　体裁とかが
付いて　廻って

たった一歩　踏み出すにも
あれやこれや考えちゃって
そんな折 あのノートに　笑われたんだった

中途半端に終らせてた
物語をさ　始められるのは　他でもない　自分


無限と思ってた未来が　ある程度　限られてたって
辞めちゃう事の理由にはならない
思ったようにいかなくたって　歯痒い想いだけ残ったって
あの衝動は　今でも生きてる


いつしか　白紙のページが
怖くてしょうがなくなって
全て経験から学んだ
それも大事な事

今また　仮にペンを取って
いつかの続きを書こうったって
あの頃みたいにさ　笑って書けるかな?

昔とは違っちゃったけれど
そのズレさえも　上手く愛せたらなぁ　嗚呼


前は描けなかった未来が　今なら　描けるんだって
そんな自分が明日も待ってる
喜びに胸が震えて　居ても立ってもいられない
そう在れたなら　また笑えるから


白紙の先は　まだ続く
そう簡単には終らない
あらゆる最悪、最愛を内包したまま
明日に続く


血の滲んだペンとノートが
呼んでる名前は　いつだってそう　自分


無限と思ってた未来が　ある程度　限られてたって
辞めちゃう事の理由にはならない
思ったようにいかなくたって　歯痒い想いだけ残ったって
あの衝動は　未だ息をしてる

ずっと描けずにいた未来が　今だったら描けるんだって
そんな自分が明日で待ってる
ひたすらペンを走らせて　いつかの時のままで
物語は　また次のページへ

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