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退会済み 投稿 - 2012/09/09 更新 - 2012/09/11 2 Comments 585 Views
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mxevhybd
人混み苦手な君だから
かなり はずれた河川敷
ファミリーセット 徳用パック
僕等は僕等のを上げよう

君はまた“なぜ”と言うのかい?
君は理由を聞き過ぎる
僕が知りたいのは君で
君を知りたい理由じゃない

不恰好でも一つずつ積み上げていく営みの
向こうに透けるのが理由 順序を少し変えるだけ

渡りきれない
河の向こう
他人の祭り
華やぐね
この岸に立ち竦んでる
君の胸に僕は花火を上げたい

大輪の花が弾け咲く
その寸前の静寂に
束の間 聞いた虫の音は
聞えぬ間(ま)にもしてたはず

君はまた“でも”と言うのかい?
僕は全部の“でも”を聞こう
最後の“でも”まで尽きたら
その全てへの“でも”探そう

見やすい道理はいつでも先回りして笑うけど
進む一歩が逆に接ぐ 見たいものさえ見据えたら

渡りきれない
河の底
怯えるだけじゃ
深くなる
少し冷たいだろうけど
君の足を差し入れてみないか

家路の人のざわめきが
このあたりまで押し寄せる
もう少しここにいようね
君のペースでいけばいい

いつか そう “うん”と言えるさ
そして思いは伝わるよ
君が本当に求める
人の隣に座れるさ

すれ違う心の綾が織りなす色を見つめてる
それが望まぬ柄だって 織り上げるのが僕の役

渡りきれない
河の向こう
他人の祭り 華やぐね
それでも今夜だけはまだ
君の胸に僕が花火を上げたい

2 Comments

mxevhybdmxevhybd
2012/09/10
本当に素晴らしい作品だと思います。
決して難しい言葉は使っていないと思います。
それでいてこの色彩感。せつなさ。
退会済み
2012/09/11
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コメントありがとうございます。

難しい言葉はあまり知らないので使いたくても使えないのですが、歌詞の場合はそれもまた良い効果につながることがあるようです。

色彩感というのは書いた本人としてはよくわからないのですが、せつなさは多分、この歌の中の「僕」がややせつない立場にいるからだと思います。
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