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遠くへ更に遠くへ
人が居ない世界を思い浮かべて
彼女は静かに祈り
それは丸で耄碌の従者
何も知らぬ者共が阿呆面下げて
あざとしく笑う
「踊ってる」
傍から見ればそれは愉快な喜劇
私がまだ幸せだった頃
愛した人と一緒だった頃
突然の青紙に泣き出す私
そんな私の肩をそっと抱いて呟いた
「大丈夫・・・」
彼は少しだけ泣いていた
対岸の大人が戯言をほざく
「生き急げ若人よ!これも天命」
撃てぬ銃と同じ柄の服を着飾り
「国の為に己血捨てよ」
死神共の笑い声が木霊する
慎み生きてきた二人の婚礼は無く
後は一体何が残るのでしょう?
「生きて帰って来て」
言ってはならぬと知っていたが・・・
言わざるを得ない
もう誰も彼も信じない
人は嘘吐きの塊だ
「あの人と約束をしたんだ!」
人と会いたくない
況して見たくもない
心の僅かな傷が彼女を狂わせる
「人の居ない地へと・・・」
彼女は一人身支度を始めた
それから彼女は毎日祈り続け
信じていない神に踊る
結果(死)を忘れたくて
過程を先延ばしにしていた
今では祈る意味も忘れて・・・
「貴女は何処ですか?」
荒んだ家に帰って来た彼
彼女の約束を守った筈が・・・
そして彼らは出会う
そこに居たのは彼と彼女の・・・
抜け殻だけが・・・
人が居ない世界を思い浮かべて
彼女は静かに祈り
それは丸で耄碌の従者
何も知らぬ者共が阿呆面下げて
あざとしく笑う
「踊ってる」
傍から見ればそれは愉快な喜劇
私がまだ幸せだった頃
愛した人と一緒だった頃
突然の青紙に泣き出す私
そんな私の肩をそっと抱いて呟いた
「大丈夫・・・」
彼は少しだけ泣いていた
対岸の大人が戯言をほざく
「生き急げ若人よ!これも天命」
撃てぬ銃と同じ柄の服を着飾り
「国の為に己血捨てよ」
死神共の笑い声が木霊する
慎み生きてきた二人の婚礼は無く
後は一体何が残るのでしょう?
「生きて帰って来て」
言ってはならぬと知っていたが・・・
言わざるを得ない
もう誰も彼も信じない
人は嘘吐きの塊だ
「あの人と約束をしたんだ!」
人と会いたくない
況して見たくもない
心の僅かな傷が彼女を狂わせる
「人の居ない地へと・・・」
彼女は一人身支度を始めた
それから彼女は毎日祈り続け
信じていない神に踊る
結果(死)を忘れたくて
過程を先延ばしにしていた
今では祈る意味も忘れて・・・
「貴女は何処ですか?」
荒んだ家に帰って来た彼
彼女の約束を守った筈が・・・
そして彼らは出会う
そこに居たのは彼と彼女の・・・
抜け殻だけが・・・
3 Comments
2012/08/02
Delete
ぞくぞくします、、
そしていろいろと考えます。
ちょっと自分の抜け殻探してきます。。
2012/08/02
Delete
探しちゃダメでしょw
何でしょうねこれ?
もし自分の好きな人が急遽生死不明な所へ行く事になったら、どう言う気持ちになるんだろう?って思ったのが切欠ですね。
多分藁でも縋るような気持ちで祈るな~と思いました。
神は信じていないけど願うのって変ですかね?
2012/08/03
最期がちょっと勿体ないかなぁー
ちょっと直接的…過ぎる気がする
もーちょいあやふや~なカンジでもよかったかも
まぁこれは好みの問題かww
いいんじゃないでしょーか(^ω^)