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孤独から逃れるために、薄れゆく愛に縋り続ける女性
thegazette 投稿 - 2010/08/08 更新 - 2011/11/10 0 Comments 593 Views
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入り混じった色彩 汚れた白濁に何が映る
絡めた指先から伝わる孤独を どうか嘘だと言って

「貴方の中に居れたなら..」
そう願った戻らぬ日々はもう 涸れ果てた

-美しき中に汚れを見た-

痛くて 苦しくて 降り注ぐ虚言 嗚呼
爛れてく愛に縋ったのは 瞳孔に映る今が酷く美しくて
貴方が虚構に溺れてる私を 抱いてくれると信じてたから

重ね過ぎた色彩 泥濘にもがく明日に何が残る
ひとつ零した笑みに映る悲しき今に どうか愛を刻んで

「貴方の全てになれたなら..」
そう願った置き去りの夢はもう 冷たくて

-美しき中に汚れを見た-

吐息に 交る 震える愛染 嗚呼
はりつけの愛に委ねたのは もうこれ以上孤独見たくなくて
貴方が脆弱な汚れた私を 包んでくれると思いたかった

歪んだ愛のカタチに 掛ける言葉が見つからない
深すぎた愛惜よりも 戻れぬ愛した日々を抱いて
「貴方の中に 私はもういない..」 最後の微笑の中 瞳閉じた
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