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乾燥した部屋に
シックの男が近づく
そいつが持ってる砂時計は
ボクの余命らしい
90年時計を見ていたボクは
それを楽に受け入れて
砂は一粒、一粒溜まって
小さな城を作るらしい
一粒、一粒に
昔の誰かの顔が映って
ホコリまみれの白黒写真をとりだした
光に反射して見えた老人の僕
あの日を思い出しては若くなったりする
永遠の命を欲しがる金持ちをバカにするように
老人は満足げに笑った
からぶき屋根の家に
ボクは住んでいる
ロボットとクローンの蔓延る
ネオンシティから逃げて
90年時計を見てた
12時ちょうどにハトが出てきた
ボクは怖くて引きちぎった
バネだけが残って震えている
一粒、一粒に
自分の苦悩が滲んでいる
だけど今は「よく頑張ったね。」と言える
光に反射して見えた老人のボク
あの日を思い出してはコーヒーは甘くなり
「お前は死ぬのだ。」と笑う城をバカにするように
老人は満足げに笑った
最後の砂 最後の砂
老人は笑う
鏡の誰かを欺いて笑う
ゆっくり ゆっくりと
おやすみ
シックの男が近づく
そいつが持ってる砂時計は
ボクの余命らしい
90年時計を見ていたボクは
それを楽に受け入れて
砂は一粒、一粒溜まって
小さな城を作るらしい
一粒、一粒に
昔の誰かの顔が映って
ホコリまみれの白黒写真をとりだした
光に反射して見えた老人の僕
あの日を思い出しては若くなったりする
永遠の命を欲しがる金持ちをバカにするように
老人は満足げに笑った
からぶき屋根の家に
ボクは住んでいる
ロボットとクローンの蔓延る
ネオンシティから逃げて
90年時計を見てた
12時ちょうどにハトが出てきた
ボクは怖くて引きちぎった
バネだけが残って震えている
一粒、一粒に
自分の苦悩が滲んでいる
だけど今は「よく頑張ったね。」と言える
光に反射して見えた老人のボク
あの日を思い出してはコーヒーは甘くなり
「お前は死ぬのだ。」と笑う城をバカにするように
老人は満足げに笑った
最後の砂 最後の砂
老人は笑う
鏡の誰かを欺いて笑う
ゆっくり ゆっくりと
おやすみ
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