最後の審判のプレーボールに
原告の初球はビーンボールで
異議と不義と不治がせめぎあう中に
傍聴は早くも踊りだす
いつもいつもいつも、ね?
溶けあってたいよ ただ とろとろに
きっときっときっと、ね?
混じりあう熱が そう
裏返してけるヒント
逆立ちの至福ふりまく夫婦神になろうよ
シェルターのハッチに腰を下ろして
防御マスク越しの砂の味のキッス
溶けた鉄の塔の上に浮かぶ夕日
あなたのシールドを染めてゆく
いっていっていって、ね?
恥ずかしいパスワード 囁いて
もっともっともっと、ね?
流しあう汗の玉
映ってる千のパラレル
始まったばっかのに憑いて似非のジェネシス綴ろう
テレパスがわざと思念閉じデタラメの手話で遊ぶ
伝言のゲームのノイズが 愛だね
いつもいつもいつも、ね?
流れてく時は もう 蜜の川
きっときっときっと、ね?
産み直せるはず そう
タブーの過食パワー!
日に千五百も悪ふざけの人類産もうよ
いつもいつもいつも…
ねぇ…ねぇ…
きっときっときっと…
ねぇ…ねぇ…
いつもいつもいつも…
ねぇ…ねぇ…
きっときっときっと…
ねぇ…ねぇ…
原告の初球はビーンボールで
異議と不義と不治がせめぎあう中に
傍聴は早くも踊りだす
いつもいつもいつも、ね?
溶けあってたいよ ただ とろとろに
きっときっときっと、ね?
混じりあう熱が そう
裏返してけるヒント
逆立ちの至福ふりまく夫婦神になろうよ
シェルターのハッチに腰を下ろして
防御マスク越しの砂の味のキッス
溶けた鉄の塔の上に浮かぶ夕日
あなたのシールドを染めてゆく
いっていっていって、ね?
恥ずかしいパスワード 囁いて
もっともっともっと、ね?
流しあう汗の玉
映ってる千のパラレル
始まったばっかのに憑いて似非のジェネシス綴ろう
テレパスがわざと思念閉じデタラメの手話で遊ぶ
伝言のゲームのノイズが 愛だね
いつもいつもいつも、ね?
流れてく時は もう 蜜の川
きっときっときっと、ね?
産み直せるはず そう
タブーの過食パワー!
日に千五百も悪ふざけの人類産もうよ
いつもいつもいつも…
ねぇ…ねぇ…
きっときっときっと…
ねぇ…ねぇ…
いつもいつもいつも…
ねぇ…ねぇ…
きっときっときっと…
ねぇ…ねぇ…
4 Comments
2011/10/01
かと言って、全体的には柔らかくて受け入れやすい。
別次元の領域の人が、人類を描いてる感じです。
2011/10/01
Delete
まだ曲聴いてませんが。
今回のはまた、冒頭からキレキレで。
個人的な好みで言うと、ちょっとキレすぎだけど。
そのわりにタイトルが、なんというか、あてどない感じで。
そのせいか全体のイメージは意外と弱い。
...と思って2読3読すると、頭をもたげる殴り書き疑惑(笑)
フレーズ先行で始めて自動筆記ノリで行っても、このくらいのものは作れちゃうんじゃないか、metaさんなら、と。
だからイケナイというわけではもちろん無いし、全然違うぞ血を流して書いたぞ、てことだったらごめんなさい、石を投げてください。
どっちにせよ、こういう、あっち行ったっきり、の世界なら、強いストーリーは無くても、映像的なものでもっちゃうってのは、あるかもしれないな。
(勝手に)勉強になりました。
2011/10/01
Delete
これは1998年頃に歌詞とメロディーの大筋が頭の中でまとまった作品で、ハルマゲドンで人類が一度滅びた後の地球、残った僅かばかりの人類が核シェルターの中で細々と生き延びている世界、そんなイメージを感覚的に書いたものです。
喧噪は、一番Aメロで非常に間接的に書かれているハルマゲドンの顛末、静寂は二番Aメロで描かれる人類滅亡後の廃墟のイメージに由来しているのかなと思いました。風刺の意図はあまりなかったですが、可愛さについては、当初可愛い感じの声のヴォーカルを想定していたのでそのせいかもしれません。売れ初めの頃のJUDY AND MARY のYUKIの声を当初想定していました。別次元感は「映ってる千のパラレル」のところかなと思いました。ここは文字通り異次元世界に言及する表現になっています。「シェルターの中で暇なのでセックスばかりして汗だくになっています。流した汗の一粒一粒に、異次元のパラレルワールドが映っているような気がします。それら幻視の中の幾千の異次元世界の中から、たった今はじまったばかりの若いのを一つ選んで、その世界へと二人で憑依して、やりまくって孕みまくって産みまくって、その世界のアダムとイブないしイザナギとイザナミになってみるのも一興ですね」みたいな意味です。読んだ人にはそんな意味わかるわけないとは思いましたが、まぁ感覚的な歌詞だし、はっきりわからなくてもこの詞の場合は良いかなと考えました。
2011/10/01
Delete
キレに関してですが、私が好んで聴く歌にはキレてる系の詞のものが割と多くて、初期のPhewとか、あぶらだことか、「パースペクティブ」の頃のP-MODELとか好きで、このサイトの作品で言うと、えろいもさんの「縷々ルール(ヤァヤァヤァ)」(http://l.gunjodo.com/works/detail/4415/)とか好きなのですが、自分でそういうの書こうとすると、いまいちキレ味が足りなくてブッ飛びきれなくて、それでストーリーとか主題とかがハッキリしたのを書いたりすることが多いです。キレてるものとは別に、ストーリーや情景がはっきりしているものもそれはそれで好きなので、例えば中島みゆきの「狼になりたい」とか面影ラッキーホールの「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」とか好きなので、それ系に取り組むのはそれはそれで楽しいのですが。この作品は、多くの人に受けるには確かにややキレすぎなのですが、キレ好きに受けるには全くキレが足りなすぎで、やっぱキレキレは難しいなと思いました。
フレーズ先行の殴り書き系というのは当たっているかもしれません。最初「いつもいつもいつも、ね?」の部分のメロディーと歌詞が頭に浮かんで、それを曲のサイズに引き延ばすために映像的に連想で思い浮かべたシーンをいろいろ付け加えて、それを読み返してみて、最終的にポストハルマゲドンイメージの感性垂れ流し系歌詞という方向でまとめようと決めて、その方向に沿って仕上げに微調整、という手順で作った作品です。自動筆記の狐憑きで一発書き下ろし手直し無し完成、とまではいきませんが、ハッキリした主題・ストーリー・プロット無しの成り行き任せという意味では殴り書き系にあたるかなと思います。