夕暮れが近づく
冬に変わっていく
曖昧に時を刻んだ僕らの季節
つかんでいたボタンが
転がっていった先
ほつれてしまった糸をたぐりよせても
君はもう戻ってこないんだね
夜が近づく
街がセピアに変わっていく
壁につけている背中だけが温かく
つかんでいた手が
離れていった先
その道には影すらも見つからないで
君はもう戻ってこないんだね
息をするのはこんなに苦しかっただろうか
恋をするのはこんなに切なかっただろうか
そっと背中を離せるのは
もう少し周りがモノクロになってからにしよう
冬に変わっていく
曖昧に時を刻んだ僕らの季節
つかんでいたボタンが
転がっていった先
ほつれてしまった糸をたぐりよせても
君はもう戻ってこないんだね
夜が近づく
街がセピアに変わっていく
壁につけている背中だけが温かく
つかんでいた手が
離れていった先
その道には影すらも見つからないで
君はもう戻ってこないんだね
息をするのはこんなに苦しかっただろうか
恋をするのはこんなに切なかっただろうか
そっと背中を離せるのは
もう少し周りがモノクロになってからにしよう
2 Comments
2011/09/23
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2011/09/23
コメントありがとうございます
人と待ち合わせをしている時、駅の柱に寄りかかっている時に思いついたものです
柱って、最初は冷たいのに、ずっと寄りかかってると温かくなりますよね
冬なんかはとくに、なんなら離れなくてもいいかな って思えたり
離れたら背中が冷えてしまうような感覚
コメントの『語り手は~』部分からはおっしゃる通りです
まだAfterまでいかないんです
そして、時間が過ぎて背中が離せるようになっても
ぬくもりはなくなって、暗い夜がやってくるんですけどね