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避雷針が怯える夜
置き傘を探しにやってきた雲を
見上げる人なんて
誰ひとり、いやしなかった
傘を破くことさえも
できずにそこで漂っていた
雨粒が泳ぎだして
地面を伝って海まで帰る
のぼせては、また、漂って
雑踏の砂漠を掻き消すんだ
そしたら、また、こぼれ出す
それを繰り返すんだろう
水溜まりが照れてる
置き傘を探しにやってきた雲を
見上げる人なんて
誰ひとり、いやしなかった
傘を破くことさえも
できずにそこで漂っていた
雨粒が泳ぎだして
地面を伝って海まで帰る
のぼせては、また、漂って
雑踏の砂漠を掻き消すんだ
そしたら、また、こぼれ出す
それを繰り返すんだろう
水溜まりが照れてる
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