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溝猫
A
雨の生々しい臭い
傘は今無くって
ドンキで流れた
アンタの音に噛み付く
B
細い喉から
擦れた恋え
長い尾が
身体に巻き付く
絞め付ける程に
S
アタシは溝猫
臭くて好いから
染み付いたものは
取れやしないから
首輪が無くても
アンタに噛み付ける
A
雨の生々しい臭い
傘は今寂び付き
ドンキで流れた
アンタの歌に噛み付く
B
細い身体が
小さく震う
それでも今は
鳴き続けてる
涸れ果てるまでに
S
アタシは溝猫
臭くて好いでしょ
染み付いたものは
取れやしないでしょ
首輪を失くして
アンタに噛み付ける
C
細い喉から
擦れた恋え
長い尾が
身体に巻き付く
アンタに貰った
真っ紅な首輪も
アンタの匂いで
染み付いている
S
アタシは溝猫
臭くて好いから
染み付いたものは
取れやしないから
首輪が無くても
アンタに噛み付ける
S
アタシは溝猫
臭くて好いでしょ
染み付いたものは
取れやしないでしょ
首輪を失くして
アンタに噛み付ける
1 Comments
2011/07/09
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「擦れた恋え」のところの読み方が最初よくわからなかったのですが「かすれたこえ」なのかなと考えました。
はすっぱな感じの女の人が別れた男のことを思い出している歌なのかなと何となく思いました。