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2010年9月15日 完成 ライナーノーツを追加しました。
harumonote 投稿 - 2011/05/01 更新 - 2022/07/09 2 Comments 524 Views
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新たな時代に流されまいと 立ちすがる僕を吹きつける 東京の風
この耳をなでる音も あの頃の温かさは無い

果てない夢を描いたメモ書きは 記憶の箱の中
今 結び直す心 汚れた靴で歩き出した

移り変わる空模様に 未来への期待と不安を抱いて
夕日に飛ばしたくつで 明日なんて変えられた 幼い頃
揺らぐ道を 共に高き 遠き夢へ この足で

街の人並みに惑わされず 君を見つけられるかな
時の流れを惜しむより 目の前を塞ぐ人をかきわけて 君に会えるかな

小さな傘を分け合う二人の 雨に消える言葉
重なる道のりの先 雨上がりに夢を映して

移り変わる空模様に 未来への期待と不安を抱いて
夕日に飛ばしたくつで 天気だって変えられた 未熟な頃
揺らぐ心 悲しみを抱いた日は いつも雨

泥まみれのスニーカーで いくつの場面を歩いてきただろう
洗い落とすことのできない 僕らの思い出の証

移り変わる空模様に 未来への期待と不安を抱いて
夕日に飛ばしたくつで 明日なんて変えられた 幼い頃
揺らぐ道を 共に高き 遠き夢へ この足で

いつだって明日を映したくつで 晴れるかな 大雨かな
夢に向かい 今を歩く靴は 闇の中も 光の中も
屈することなく越えてきた

雲に固い決心を浮かべて 今日まで踏みしめた足跡を
いつか光を迎える青空に向かい 刻み続ける
僕らの証を残していく


ライナーノーツ

子供のころに、よく靴を飛ばして天気を占ったことを思い出して広げていった歌詞。
今はやらなくなって、目の前のことに振り回されてる。
いつのまにか忘れてしまっているものが、結構大切で、帰りたくなるけど。
もうあの頃の時間には戻れないから、心の中に持っていることが、
ここで生きていける理由になる大事な足跡。
子供の頃を思い出して書きました。
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2 Comments

退会済み
2011/05/01
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くつという小道具が歌詞っぽく工夫して使われてて良いと思いました。読み終わってから改めてタイトルを見返すと味わいが深まると思いました。「くつ」と「靴」の使い分けにも細かい配慮が感じられました。

靴飛ばしの天気占いは自分もやったことがあります。望みの天気が出るまで何度も繰り返し投げたりしました。「夕日に飛ばしたくつで 明日なんて変えられた 幼い頃」のくだりを読んでいたら、空に高々と上がっていくくつのどこかのどかな軌跡と、背景の空の鮮やかな色とを思い出しました。
python357python357
2012/07/09
ぉおっと。どうやら同郷かも?…な夢芽です。ぁ、いい年なんですがね・・・;
こんにちわ!はじめまして。

一気に幼少に戻ることのできる作品に、ハッとさせられました。
あまり作詞というものに未だ詳しくない私ですが、テーマもすごくいいなと感じます。

“今 結び直す心”
ここが、なんていうか靴のひもと重なってウルウルきちゃいました。

それと
“移り変わる空模様”
これが、重ねる年とともに変わってゆく靴の種類さえも表すような…ぇえっと、巧く云えなくてすみません。
まとまりのないコメですが、他の作品も読ませていただきますね!
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