新規登録 ログイン
短い詩です^^ ちなみに人間の話ではありません
My930601 投稿 - 2011/04/30 更新 - 2011/11/20 4 Comments 787 Views
good投票
退会済み

ねぇ、聞こえますか?
僕の心にある、この叫び
聞こえますか?

太陽の光がまぶしい朝は
あなたの歌を思い出します。
星の輝きが恋しい夜は
あなたの目を思い出します。

あなたがこの部屋を去って
この小ぢんまりとした空間は
色がなく、寂しいものになりました。
公園の隅で揺れるたんぽぽが
目を伏せているのです。

いつ頃帰ってきますか?
僕はそろそろ、待つのにも体力がつきそうです。
僕はあなたがいないと、生きてはいけないのです。
雨がふっても、僕は眺める事しかできないのです。

体が渇いてきました。
茶色い、秋の色になりました。
季節はまだ、春です。
タグ :
* *
[ 編集 ]

4 Comments

退会済み
2011/04/30
Delete
捨てられた犬の話ですか?
小ぢんまりとした空間っていうのがダンボールなのでしょうか?
ダンボールの中に入っている犬が帰るはずもない主人の帰りを待っている…。
泣けます。

違ってたら失礼しました。
独りよがりです。でももしそうならとてもいい詞です。
My930601My930601
2011/05/02
tikitatsuさん>
コメントありがとうございます^^励みになります!

この話は、実は病室の植物の話です。
分かりにくいですが、部屋や小ぢんまりとした空間というのは
植物を育てた主人の病室です。
「あなたがいないと~」というのは水をもらえなくなったので
「体が枯れていく」=「秋の色」というかんじです。

ちなみに病室の主人はもう、この世にはいないという設定です。

分かりにくい詩を解釈して下さってありがとうございます^^
がんばりますので、これからも是非見に来て下さいね^^

退会済み
2011/05/02
Delete
そうなんですか!

とても悲しいですね…でもやっぱりいいですね。

僕のもよかったら見に来てください。
My930601My930601
2011/05/02
tikitatsuさん>
ありがとうございます^^
ぜひ行かせていただきます!^^
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録