ねぇ、聞こえますか?
僕の心にある、この叫び
聞こえますか?
太陽の光がまぶしい朝は
あなたの歌を思い出します。
星の輝きが恋しい夜は
あなたの目を思い出します。
あなたがこの部屋を去って
この小ぢんまりとした空間は
色がなく、寂しいものになりました。
公園の隅で揺れるたんぽぽが
目を伏せているのです。
いつ頃帰ってきますか?
僕はそろそろ、待つのにも体力がつきそうです。
僕はあなたがいないと、生きてはいけないのです。
雨がふっても、僕は眺める事しかできないのです。
体が渇いてきました。
茶色い、秋の色になりました。
季節はまだ、春です。
4 Comments
2011/04/30
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小ぢんまりとした空間っていうのがダンボールなのでしょうか?
ダンボールの中に入っている犬が帰るはずもない主人の帰りを待っている…。
泣けます。
違ってたら失礼しました。
独りよがりです。でももしそうならとてもいい詞です。
2011/05/02
コメントありがとうございます^^励みになります!
この話は、実は病室の植物の話です。
分かりにくいですが、部屋や小ぢんまりとした空間というのは
植物を育てた主人の病室です。
「あなたがいないと~」というのは水をもらえなくなったので
「体が枯れていく」=「秋の色」というかんじです。
ちなみに病室の主人はもう、この世にはいないという設定です。
分かりにくい詩を解釈して下さってありがとうございます^^
がんばりますので、これからも是非見に来て下さいね^^
2011/05/02
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とても悲しいですね…でもやっぱりいいですね。
僕のもよかったら見に来てください。
2011/05/02
ありがとうございます^^
ぜひ行かせていただきます!^^