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しっかくい
enndouzinnpei 投稿 - 2011/04/23 更新 - 2011/11/20 2 Comments 491 Views
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雨が四角い
僕は家の中
ただ生きてる

僕は宝物を隠してしまったから
息が出来ない
そして今日はやがて死んでしまう

四角い部屋で何もなくて
時計が友達です
四角い部屋で誰もいなくて
髪の毛で暇つぶし

人は四角い
僕は望遠鏡の中
ただ生きてる

君は点滅をしているのだから
信号機だね
そしてカチカチいいながら赤くなる

四角い部屋で何にも無くて
時計が友達です
四角い部屋で誰もいなくて
髪の毛で暇つぶし

鼠の穴 
漏れた光
四角い

部屋に縁をつけて
部屋に縁をつけて
素晴らしかったことにして
楽しかったことにして

四角い部屋で
なーんにもなくて

四角い部屋で何にも無くて
時計が友達です
四角い部屋で誰もいなくて
髪の毛で暇つぶし


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2 Comments

sigusigu
2011/04/24
四角い真っ白な部屋を想像しました。

読解力が未熟なもので、
なんとなーくの意味しか分かりませんでした。

すいません。

けど、こういう雰囲気は好物です。
退会済み
2011/04/24
Delete
よくわかりませんでしたが雰囲気が面白いと思いました。引きこもりの人の心境かなと思いました。

私の場合、四角い物というと人工物に多いという印象があるので、自然現象である雨や生き物である人間が「僕」には作り物っぽく見えているのかなと想像しました。

隠した宝物は呼吸を助けるものみたいだなと思いました。そうだとすると宝物であると同時に生活必需品ですね。隠したのは奪われる恐れがでてきたからかも、と考えました。後の方に出てくる鼠が狙っているのかもしれません。鼠は、実は僕を部屋の外へ誘おうとしているのかもしれませんが、僕は、その鼠が開けた穴から漏れる光に四角さ(作り物っぽさ)を感じていたりして、と思いました。

「そして今日はやがて死んでしまう」の部分、僕がやがて死んでしまうのか今日という日がやがて死んでしまうのかよくわかりませんでした。

「僕は望遠鏡の中」のところもよくわかりませんでした。部屋に籠もってテレビを見ていると、遠い世界のことを望遠鏡越しに眼前に見ているような気持ちになることがありますが、望遠鏡の中というのはどういう状況なのだろうと思いました。多分、焦点が合わなくて中にいる人には何も見えないでしょうし、望遠鏡が機能するのにも邪魔になりそうですね。

「君」が何なのかもわかりませんでした。友達である時計なのかと思いましたが、一般的な時計は点滅はしないでしょうし、赤くもならないでしょうしね。(余談ですが、私の家の時計は電波時計で、時刻合わせ中は点滅します。赤くはなりませんが)。

「部屋に縁をつけて」というのは額縁に入れて飾るイメージなのかなと思いました。なーんにもない四角い部屋の絵が額縁にはめられて飾られている様子を想像すると、ちょっとシュールな不毛さがあって面白かったです。

書かれていることはあまり心躍る喜ばしいことではないような気がするのですが、書き方がちょっと面白いと思いました。
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