作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

過ごしやすい季節の日常に顔を浮かべる
私は
木蔭に寝そべる

健やかな風景に時を忘れ戸惑う
彼は
それを偲ぶように

明くる日の想像に時を委ねたゆたう
あなたは
鈍色


如何にして表現しようか
溺れてしまいそうな丘

いつもとは違う日常に沈み
あなたは
叱る顔には曇天

天井に吊るされた影
傍にいたけれど
最果てに沈みながら手を振っていた



溺れてしまう影に赤の色の土を被せる
私は
人形の目

降りてくる光は邪魔にされるから
彼は
歩いていった

力尽きて横たわった息に灰の音
あなたは
ここに


或いは陽炎のような再開
虹に手を振った独りの場所

いつもと変わらぬ日常に浮かぶ
あなたは
揺れる頭に繕う

影はまた生まれるのか
傍にいたけれど
最果てに沈みながら手を振っていた



汚れた手に終わりの影が落ちてしまって
私は
陽炎

欲望が剥がれた新たな幻に
彼は
去っていく

横たわる体に降り注ぐ光
あなたは

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