作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

こんな星の月夜に 互いの体温を着替え合った

チョコレヰトの絡まった月を憶えている
マティーニで洗い流した夜を憶えている
いつの間にか トランペットから飛び出した
ダイヤモンドカットの朝に
血まみれにされたの憶えている

君からどれくらい綴れるだろうか
君からどれくらい歌えるだろうか
静かに語り合うのは
言葉の輪郭を指先でなぞり
清かな温みを感じたいから
静かに笑い合うのは
心のカーテンを吐息で擽り
穏やかな風を感じたいから

君の下唇をくわえる
やさしさの感触なんだろう
衣摺れの小さな声は 鼓動の裏打ちに在って
残響が悲しみの欠片もない 向こう側まで
手を引かれて行くように
君だけが知ってる場所
そうしてこんなうす暗やみの中で
月の形がよく分かる 月の形がよく分かる

寄りそい合うように
ささやき合うように
冬の星々があたたかなのは
言葉以上に
体と心以上に
爪痕の五線譜が物語るのは

チョコレヰトの絡まった月を憶えている
マティーニで洗い流した夜を憶えている
夜明け 街を覆いだす 紫色の煙は
ジャニスの煙草と 光のライター
しゃがれた声が聴こえる
トランペットから飛び出した
ダイヤモンドカットの朝に
血まみれにされたの憶えている
しゃがれた声が聴こえる

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