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荒ら野 天堂はあまりにも眩しく
まるで亡きものと帰線の風懐を穢し
ちろろの黒なる足摺を法会とす
どうこうとなく過ぎ世
ほうほうとして順流
手は大河へと愛撫す
そこにはらからも在るのだと信じ
そしてそこには誰も
何もなく
報われない
明日と来る淫雨
誰が胸を覗き見て
資する兆しを嘲笑う
遠きに嵩増し
いずれを仰ぐをこごむ
新た夜はいずこ
鳴りり跳ねる無始の
生き盛る故もなく
己が務めの小暗がる
空
ああやっと
眠れるのだろう
まるで亡きものと帰線の風懐を穢し
ちろろの黒なる足摺を法会とす
どうこうとなく過ぎ世
ほうほうとして順流
手は大河へと愛撫す
そこにはらからも在るのだと信じ
そしてそこには誰も
何もなく
報われない
明日と来る淫雨
誰が胸を覗き見て
資する兆しを嘲笑う
遠きに嵩増し
いずれを仰ぐをこごむ
新た夜はいずこ
鳴りり跳ねる無始の
生き盛る故もなく
己が務めの小暗がる
空
ああやっと
眠れるのだろう
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