新規登録 ログイン
 
M1911A1 投稿 - 2024/10/10 更新 - 2024/10/10 0 Comments 32 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
潔白だと叫ぶ夜の更けに
のさばってくるのは大概ろくでもないもの
それより大事な事ってのはいつもあって
蔑ろにしてた分だけ僕らボロボロに成って行く


午前5時過ぎに未だ眠れぬまま
何を思ったか、開けるプルタブ


過ぎ去って行った人々を幾つ数えたら
僕ら踏ん切りが付くんだろう
これから出会う人々を幾つ想像したら
僕ら何処まで行けるんだろうか
そんな馬鹿げた事考えていたら
飲む気も失せて 全てシンクに流したよ


嘘を付いた罪悪はやがて重なって
誰を見ても遠く思えてしまうのは何故だろう
それよりこれからは正直に生きようなんて
どれだけ着飾った所で大した物は持って無くてさ


午後2時過ぎにもう出掛ける時間と
時計が急かすから、何も考えず


過ぎ去って行った人々を幾つ数えたら
僕らどれだけ強く生きられるだろう
これから出会う人々を幾つ数えたら
ってそんな希望をいつまで持てるのだろう
進む気も失せて 投げやりな毎日だよ


それでも命は続くから煩わしかったり
それでも生きてて良かったりと思う事も在ったり
だからこそ、これからだって そんな事の繰り返し
それで良いだろう 良いだろう


過ぎ去って行った人々を幾つ数えても
僕ら生きる道なんて変わりはしないだろう
これから出会う人々を幾つ数えても
そんな絵空事は僕らを救いはしないだろう
だから僕は僕の行く末を 君は君の行く末を
何処までも自分で踏みしめて行くしか無いだろう
その先の物語を
タグ :
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録