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mizumizu 投稿 - 2024/10/08 更新 - 2024/10/08 0 Comments 44 Views
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映画の技法の一つ。主人公または語り手に回想形式で、過去の出来事などを物語らせながら、急速に多くの小画面を連続させ構成するもの。


恋をしたのは
金木犀の香りが
不意にくすぐるから
そう仕方なく
小さな頷きが
睫毛の傾きが
肯定か否定かは
僕には分からないけれど

街並みの行方が 季節の後退りが
何処へ行くのか 知らないうちに

次の場面へと移り変わって
受け止めるにも一苦労
多くの移ろいを経ても尚
君を好きなままで



欠伸をした後で
答え合わせをする
不意に横切るから
そう仕方なく

次の瞬間に移り変わって
僕はいつも置いてけぼり
多くの移ろいを経ても尚
戯けたままで


あらゆる想像を織り込んだとして
僕は僕の脳を塗り替えられない

枯れ木のような 曲折を超えていった
成り行きで 行きずりな でも確かな


「映画のようだった」って
切なさや儚さもいらないから
第三者には分からないような
恋をするのさ


金木犀の香りが
不意にくすぐるから

睫毛は瞬く(しばたく)
そう仕方なく



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