作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

心の中に穴が開いた
何者でもないあなたがいた
僕らを運んだ　夜行列車
覚えられない記憶の隅を辿れば

二度も忘れられない人
右手を上げ　手を振っている
幾度も誘った　若い林檎
白黒　酷く脆い心情

独りが一人であるために
微数同士が集まって　数稼ぎ
悪口を吐くために
ここに集まったのさ怨めし

心の中に穴が開いた
塞いでくれたあなたがいた
僕らを運んだ　夜行列車
祭りは全て終わった後でさ

二度も閉められない窓
出る事のない太陽　百鬼夜行
常に瞼の裏　夜の世界
ホントのホントは　一つも出ない

広大な魔境の夜に　待ち合わせ
他愛のない話　語って
結局　大事な事って何だっけ？
星の見えない夜　曖昧なままで

心の中に穴が開いた
そのきっかけにあなたがいた
二度も変わらぬモノ　踊る炎
幼気な言葉とは裏腹の　殺す心

目を閉じれば夜がある
何も見えないまま　何処へ向かう
顔を爛々点す夜光虫
覚えられない記憶の隅を辿る

この夜行列車は　何処へ向かう
あの時の仲間は　曙光で暮らす
掴み取ろうとした花びら
散らない夜桜の下　あなたがいた

心の中に穴が開いた
何者でもないあなたがいた
僕らを運んだ　夜行列車
覚えられない記憶の隅を辿れば

二度も忘れられない人
右手を上げ　手を振っている
僕ら誑かした　夜へ行こう
闇は何処へでも

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