good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
孤独だけが
私に添う
心だけが
私を裂く
この眼が看取る
名も知らぬ花
忘れなければ
在り続けるか
生という神罰
死へ向かう幸福
世界とは病室
寝返りも打てぬまま
息を乞う心臓
無機質な包みに
手も足も塞がれ
人という病理に
産まれ落ち老いるまで
苦しみに臥すのみ
心だけが
私に有る
孤独だけが
私を発つ
新たに芽吹く
名も知らぬ花
この私など
知らずに育つ
生きるとは正しく
正しきは美であり
それならば何故死は
こんなにも馨しく
耳朶に美を囁く
寝台の頭上に
汚れなき天井
でも空の蒼さを
陽の赤を隠すのが
優しさと云うのか
生という神罰
死へ向かう幸福
命とは病巣
輝ける腐蝕へと
止まりだす心臓
どこまでも蔓延り
なによりも醜い
人という病痾に
産まれ落ち終わるまで
苦しみに喘ごう
私に添う
心だけが
私を裂く
この眼が看取る
名も知らぬ花
忘れなければ
在り続けるか
生という神罰
死へ向かう幸福
世界とは病室
寝返りも打てぬまま
息を乞う心臓
無機質な包みに
手も足も塞がれ
人という病理に
産まれ落ち老いるまで
苦しみに臥すのみ
心だけが
私に有る
孤独だけが
私を発つ
新たに芽吹く
名も知らぬ花
この私など
知らずに育つ
生きるとは正しく
正しきは美であり
それならば何故死は
こんなにも馨しく
耳朶に美を囁く
寝台の頭上に
汚れなき天井
でも空の蒼さを
陽の赤を隠すのが
優しさと云うのか
生という神罰
死へ向かう幸福
命とは病巣
輝ける腐蝕へと
止まりだす心臓
どこまでも蔓延り
なによりも醜い
人という病痾に
産まれ落ち終わるまで
苦しみに喘ごう
0 Comments