作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

若い芽の吹く 街の中
なにか伝えに 廻る春鳥

何もかもが
際限を捨て去って
今を変えたがる

そばで鳴りだす 風にまた
色を変えだす 雲の高波

分かるような
フリだけで済ましてた
僕を追い抜いた

深い眠りから 醒めてまだ
貴女の 居場所の気がしてた
サヨナラだって 告げずに崩れる
二人だけの箱庭

夢と夢 語り笑い築いてきた
狭い ヒミツキチの間取りは
忙しなく 強い春に晒されて
明るく 死んでいった
今はもう 形だけの蛻の檻
広い ヒミツキチの片隅
変わりゆく 時の道に背を向けて
ひとりで囚われる


子どもじみてる 夢を描く
二人そうして 分かりあえてた

このままでも
いいからと決め合った
部屋のはずだった

場所を取りあった テーブルに
空き缶 置いてもまだ余る
リモコンだって 今なら並べて
観たいものを観られる

夢と夢 紡ぎ泣いて守ってきた
狭い ヒミツキチの間取りは
大人びた 淡い春に囲まれて
明るく 冷えていった
今はもう 形だけの蛻の檻
広い ヒミツキチの真ん中
変わらない 時の辻に留まって
ひとりで泣いてしまう

夢と夢 語り笑い築いてきた
狭い ヒミツキチの間取りは
忙しなく 強い春に晒されて
明るく 死んでいった
今はもう 形だけの蛻の檻
広い ヒミツキチの片隅
変わりゆく 時の道に背を向けて
ひとりで囚われる

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