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小紫なら7月の暮れたばかりの空の色 やっと出会えるあの人が僅かに茜残し
山に登った炎の篝火は見えては消える川上の蛍のような提燈を僅かに光残し
私は露草挿した夏の夜の晴れ姿でゆっくりとただゆっくりと心の機を織るの
消えない夢をすすぐには
山にせせらぐ川上の藍色をした染料を流れる心をそそぎ
あなたは露草挿した夏の夜の晴れ姿でキラキラとそうキラキラと私を誘ってるの
7月7日は七夕の銀にせせらぐ星たちがやっと出会えた喜びに静かに笑みを浮かべ
私は墨で描いた来年も会えるように
つらつらとただつらつらと涙で筆をとるの
キラキラとただキラキラと夜空に浮かんでいるの
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2024/07/17