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mizumizu 投稿 - 2024/05/24 更新 - 2024/08/25 0 Comments 139 Views
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tamayama3mh2hana_hiro612085manamo

少しだけ汗ばんで 昨日を思い浮かべた
さして違わないのに 憧れてしまうのはなぜ

窓の向こうの飛行機雲は 遠くにあるから光って
恋のような儚さで 胸を締め付けていく


夏の幻は そんな感覚に似ている
君に触れたときのような あの感覚



プラトンの哲学は 尊いものにも思えるけれど
私の手持ちの恋は どれも正しく在れない

砂粒をかき分けて やっと見つけた貝殻のような
あの綺麗さ、尊さが 私に問いかける


夏の幻は そんな感覚に似ている
君を見送るときのような あの感覚



絵に描いたような入道雲が
視界を覆い 通り雨を誘う

君の姿が蜃気楼のように揺れる
手を振るように


夏が終わっていく





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