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sabrina_no_hana 投稿 - 2024/04/27 更新 - 2024/04/29 2 Comments 208 Views
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mizumizu
静かにくらくらと
カフエインの香り いっぱいの
その向こう側へ 破りに行く
かばちを垂れる鴉がいた
自由律の旅の人は それをじっと見ていた

がらんどうの脳味噌の中
くちゃくちゃにかき回され
LPレコードのように回転すれば
「まぼろし」と呼ばれるそれが生まれる
誰か止めてくれ
誰も止めないでくれ

静かにゆらゆらと
ニコチンタアルの煙り いっぱいの
その向こう側へ 破れに行く
こうべを垂れる雀がいた
自由律の旅の人は それをじっと見ていた

旅人は、見上げて言う。
銀河鉄道に轢き殺されて
ブルーの血が とてもきれいだ

恋人は、綴けて言う。
銀河鉄道に轢き殺されて
ブルーの血が やたらきれいね

怨恨たちこめる 名もなき民たちは
いつだって
燃えさかる森に置いていかれた
たった一人の 実存だった
たった一人の 実存だった
実存 そのようなものだった

旅人は、見上げて言う。
銀河鉄道に轢き殺されて
ブルーの血が とてもきれいだ
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2 Comments

mizumizumizumizu
2024/04/29
いつも思うのは、殴り書きのような、血の滲むような言葉が書き連ねられていて、血の通った言葉とボキャブラリー豊富な感じがすごく素敵だなぁと思います。

自分も詩的な言葉の連なりが好きなので(違かったらすみません)、共感です。
mizumizuさん
コメントとGoodありがとうございます!
そんなに褒めていただけるなんて、、めちゃ嬉しいです!

意識的にやっている訳ではないのですが
言われてみれば、退屈するような箇所が無くなるような
そんな書き方をしているのかな、と思います。
その為には、自分が「これええなぁ〜」と思う詩を
連続して書かないと気が済まないんだと思います!
ただ、それが悪い方向に行く時もあるんですが…笑
退屈する箇所は、考える余白にもなり得るので
一概にものは言えないですよね!
長々とすみません…
とにかく、自分の書きたいように書けばいいんですよね!
それらは全て、友川カズキからの影響なんですが…笑
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