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mizumizu 投稿 - 2024/04/20 更新 - 2024/04/20 0 Comments 95 Views
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君の揺らぎが

しとど街を濡らして

ファインダー越しに

瞼を打った

君の瞬きが

記憶に栞を挟んでいく

振り返る度ごとに

とめどなく

この催花雨、払う

なんだか切なくなってしまう

切符を切るように

もう、会えない機会なら



肌寒さが過ぎ

長袖を羽織る季節

それは君次第

僕はまだ"はなせない"

ことばかり

誰の目を通したって

美しさは変わらず美しい

誰かから借りた言葉では

表せない始まり


君の揺らぎが、いつか

ファインダー凝らす

瞼をはらす


この催花雨、纏う

君じゃなきゃとか

野暮な言葉

浮かんでは散らす

人間みたいなそぶりで





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