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涙の数だけ死があり 汗の数だけ絶亡がある
精液の量ほどの星空がひろがり
経血の量ほどの宇宙がひろがる
すっぱ抜かれた神々が
自殺をして
精神病者の雁首がまたならぶ
音も無く ならぶ
どうせなにも見えたことがないから
目ん玉なんぞ食れてやる
どうせなにも聞こえたことがないから
耳なんぞ食れてやる
どうせ どうせなにも感じたことがないから
感受性なんぞ食れてやる
それでも ああ それでも
我が身愛し 人肌恋し
毒のまわりきった花ほど
しあわせの色をしてる
娘はそれら摘みながら
蟻を踏みちぎる 踏みちぎる 踏みちぎる
涙の数だけ死があり 汗の数だけ絶亡がある
精液の量ほどの空想がひろがり
経血の量ほどの悲愴がひろがる
また、ひろがる
この世 余すとこなく書き割りで
書き割りの空 書き割りの景色
書き割りの人人 書き割りの掌
書き割りの日々 書き割りの人生
されど皮膚とおぼしき 体温はつたう
「夢は夜ひらく」 なぜ鳴り止まぬ
精液の量ほどの星空がひろがり
経血の量ほどの宇宙がひろがる
すっぱ抜かれた神々が
自殺をして
精神病者の雁首がまたならぶ
音も無く ならぶ
どうせなにも見えたことがないから
目ん玉なんぞ食れてやる
どうせなにも聞こえたことがないから
耳なんぞ食れてやる
どうせ どうせなにも感じたことがないから
感受性なんぞ食れてやる
それでも ああ それでも
我が身愛し 人肌恋し
毒のまわりきった花ほど
しあわせの色をしてる
娘はそれら摘みながら
蟻を踏みちぎる 踏みちぎる 踏みちぎる
涙の数だけ死があり 汗の数だけ絶亡がある
精液の量ほどの空想がひろがり
経血の量ほどの悲愴がひろがる
また、ひろがる
この世 余すとこなく書き割りで
書き割りの空 書き割りの景色
書き割りの人人 書き割りの掌
書き割りの日々 書き割りの人生
されど皮膚とおぼしき 体温はつたう
「夢は夜ひらく」 なぜ鳴り止まぬ
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