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神経が暴れてる 佳境の物語に鞭打たれ
不穏な霧だけが 不気味なほど青い月に映え
サインは一迅 吹き荒れた瓦礫の影から伸びる
凛としてシグナル 世はやがて「そうなる」
視床の奥深く 些細な事変から落命と
呪いによく似た 不可解な累々たち背にして
サインは一晩 明け暮れて人体バグが押し寄せる
頑としてシグナル 夜はほどなく「こうなる」
終わりはもうすぐ 目の鼻の先に機を見た
詩吟の節々で 不意に聴いた声明のサンプリング
サインは一世 しばらくの間見えない場所から
凛としてシグナル 世はいつか「そうする」
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