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sabrina_no_hana 投稿 - 2024/02/15 更新 - 2024/03/08 0 Comments 121 Views
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季節に叙景をうながされ
空を見上ぐれば
喉は通り魔にしてやられ
生命吹きだす頃合いに
「害虫に油剤まきつつ風光る」

ポッーと立って田舎道
のぼう、のぼう、と足を踏む
宙をみつめりゃ 宙ににらまれ
ひよぇ。と声漏れる頃合いに
「物乞いの枯れた献花をつまむ春」

心臓が脈を打つがごと どくどくと縦横無尽
焼酎が注がれるがごと とくとくと木端微塵
魂は誰が為
魂は何が為
抑圧の果ての解放ではないのか 解放は抑圧の果てではないのか
はなから解き放つだけの
それのなにが情緒なのか
言葉をくゆらし 詩を孕ませながら…
風景をくゆらし 詩を孕ませながら…

春夏秋冬を 花鳥風月を
怒りに身をまかせ
一切合財ドブ河の
塵芥の吹溜りに捨し頃合いに
「幸福とみたりきちがい笑ふ山」
「物乞いの枯れた献花をつまむ春」
「物乞いの枯れた献花をつまむ春」
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