作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

親指に唾をつけこすった夕日が
月に生まれ変わる
生きててよかったと 思いそうになる
吐いた息か タバコの煙か わからなくなる
そんな季節に
やり場のない思いが かじかむ指先に全てをまかせては
またひとつ どうしようもない詩がふえる
一体なんなんだろう
雪のそれと同様に
殴り書かれた箇条書きは 積もり積もって
これが一体なにになるんだろう
解けることもなく
こんなところで一体なにをしてるんだろう
いつまでこんなところにいるつもりだろう
「今日の月が山口小夜子の目をしてる」
これは箇条書きのひとつ。

天気予報の音楽が 精神科の待合室のオルゴールにすごくよく似てて
好きじゃない 俺は好きじゃない
俺が好きじゃない
俺は俺が好きじゃない
言葉に遊ばれて 言葉遊びって言う
言葉に遊ばれて 言葉遊びって言う
それは別に 嫌いじゃない
季節に弄ばれては言葉に遊ばれて
自分に弄ばれては他人に遊ばれて
それは別に嫌いじゃない

なにを言ってるか分からなくても
なんとなく分かれば それでいい
事実は 書面の記録で
真実は 人間の感覚で
そんな感じで 生きていたいよな
生きていたいような …

もう何度目かの冬だね
なるだけ暖かくして 生きていってね

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