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一筋の光のようで 見惚れて終い
mizumizu 投稿 - 2023/07/12 更新 - 2023/07/12 0 Comments 120 Views
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曖昧な音楽を聴いたら それなりの感慨に耽った
言葉はどこまでも夢想家 そう思っていたいだけ

期待以上は何も生まないから
「期待しない」なんて言って

そうね

Paper Moon

紙切れみたいな 夜の幕間で灯る
一筋のセンテンスで 「」して終い

静謐な そのまほろば
「ずっと真夜中でいいのに…」

そんな独り言さえ きっと知らない




滑稽なお笑い番組の声
流し見ながら、保っている糸

言葉はどこまでも美しく
胸を滑るように抉る

儚くて、大切なものから順に
台無しにしちゃうんだ

いつも

Paper Moon

紙切れみたいな 夜はなんだか恋しくて
これっぽっちの刃で 赤い指の先

丁寧な 暮らしなんて嘘さ
そう諭して捨てたのも

一筋の光のようで 見惚れて終い





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