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脳裏でうごめく 痺れと点滅
気付けば世界はここだけで
形のない声と 思い出を交わす
束の間の息をつく
時の流れは 徒々に遅いまま
深い眠りはこの寸前
その前に君と話をしたい
生きるなら 誰かの手をとって
脆く細い糸で約束を結ぼう
あり得ない 一瞬の出会いに
僕は不思議な力感じることだろう
昔どこかで 耳にしたジレンマ
長い永い航海のように
だだっ広い心の 水平線の上で
自由な明日を夢見る
偽りは皆 次々と剥がれていく
後ろめたい言葉や感情
姿を現せばまた君に問おう
悶えても きっと分かり合えない
扉を開ければ崩れてしまう
勘づいても 何かを奪われて
成されるままの自分なのだろうか
代わりなど 誰だっているはず
それさえも運命は邪魔をする
代わるため 代わられるためだけに
何度も交わした 言葉なのか
生きるなら 同じ空を見上げ
同じ血を流してでも共に生きよう
解き明かせば 揺らぎ揺らめいて
新たなふたりの言葉を そっと交わそう
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