おしゃべりカフェが再開しました
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マスターが急病で一か月入院していた地元のおしゃべりカフェ
探し人がいたんで 半開きのシャッターを開けて
通告しに行った
少しやつれた猫背気味のマスターは
鍋ごとすき焼きを食べていた
このままでは再開できるだろうかと
少々不安がりながら ドアを開けると
いきなり右側のシャッターに額をぶつけ
流血した
眉毛の上から流れ出る血の泉
切り傷に塩を塗り込んで血を止め 絆創膏で
応急処置をした
三日後 ようやく傷が癒えた頃
なんとカフェは再会したのだった
相変わらずのメンバーが集合
中学二年のときの同級生の男性
地元で知り合った病み上がりのご婦人
乳がんになってしまったご婦人
いずれも三年以上も前からの
顔なじみであり まるで同窓会である
マスターから探し人に連絡し
軽くお礼を言われた
またいつものおしゃべりカフェの再開
日常が戻ってきた安心感
しかしこれからは シャッターをくぐるときは
腰をかがめてくぐらなきゃね
探し人がいたんで 半開きのシャッターを開けて
通告しに行った
少しやつれた猫背気味のマスターは
鍋ごとすき焼きを食べていた
このままでは再開できるだろうかと
少々不安がりながら ドアを開けると
いきなり右側のシャッターに額をぶつけ
流血した
眉毛の上から流れ出る血の泉
切り傷に塩を塗り込んで血を止め 絆創膏で
応急処置をした
三日後 ようやく傷が癒えた頃
なんとカフェは再会したのだった
相変わらずのメンバーが集合
中学二年のときの同級生の男性
地元で知り合った病み上がりのご婦人
乳がんになってしまったご婦人
いずれも三年以上も前からの
顔なじみであり まるで同窓会である
マスターから探し人に連絡し
軽くお礼を言われた
またいつものおしゃべりカフェの再開
日常が戻ってきた安心感
しかしこれからは シャッターをくぐるときは
腰をかがめてくぐらなきゃね
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