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Wonder_one_star 投稿 - 2023/03/19 更新 - 2023/03/19 0 Comments 199 Views
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春 閉ざされた氷結の大地を打ち砕いた
其れ 言うなれば 己の目覚めよ

ゆらぎ始めてた 世界に口笛吹き 遠く見てたんだ
掌の思想だけじゃ足りぬと 感情を真実を欲して体 乾くんだ

鳥が空へ渦巻き 光る夜明け
遮るものなどない世界へ羽ばたいてゆけ
海を渡る途中 藻屑と消え失せる 己の恐れをまだ 振り切れずにいる

或る 星読みの語った言葉が心奪った
聴け 行くならば試練を強いられるぞ

風に頬晒せば 不意に身を切るような冬の残党
胸の高ぶり 鋼の決意で 打ち負かしてくれようか 挑むべき宿命の地へ

鳥が海を渡る 荒ぶる狂ったような海を
まだ見ぬ陸地を己を 信じるほかないさ
吸い寄せられてく本能に磁場を持ってしても 不確かだ 胸騒ぎ 我を駆り立てる

吠えた過去に別れを告げる夜明け
旅立ちの日には申し分ないほど感傷に
満たされた胸と濡れた未熟な羽を震わせて 己の恐れの崖から飛び降りろ
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