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突然ふりだした雨に駅へ駆け込む
肩をぬらした人々の群れ
言葉にもならずにただ改札をぬけていく
その列に並んだ僕も機械の一部にすぎないだろう
疲れと現実の色が座席をうめる
窓に写った自分の姿
その先の景色が光のようにすぎていく
気がつけばどうやら僕も大人になってしまったみたいだ
早く大人になりたいなんて世間知らずにも程があるよね
そこは何もかも自由な世界なんだと疑うこともなかったんだ
責任なんて言葉の重さも知らないままで
ほどよい空調と揺れが眠気を誘う
誰かが敷いたレールを走る
いっそこの重たいまぶたを閉じてしまおうか
ふりむかず見て見ぬふりで安全な道を進んでいこう
子供の頃に戻りたいなんて都合がいいにも程があるよね
一つの駅さえ乗りこしてしまうことを恐れる臆病者だ
それでも今は大切なモノを守りたいんだ
高架化された武蔵小金井駅の改札前
とっくに雨は止んでいるのに二つの傘が僕を待っている
開かずの踏切で君を待たすことはない
ここが二人の終点になるのだろう
肩をぬらした人々の群れ
言葉にもならずにただ改札をぬけていく
その列に並んだ僕も機械の一部にすぎないだろう
疲れと現実の色が座席をうめる
窓に写った自分の姿
その先の景色が光のようにすぎていく
気がつけばどうやら僕も大人になってしまったみたいだ
早く大人になりたいなんて世間知らずにも程があるよね
そこは何もかも自由な世界なんだと疑うこともなかったんだ
責任なんて言葉の重さも知らないままで
ほどよい空調と揺れが眠気を誘う
誰かが敷いたレールを走る
いっそこの重たいまぶたを閉じてしまおうか
ふりむかず見て見ぬふりで安全な道を進んでいこう
子供の頃に戻りたいなんて都合がいいにも程があるよね
一つの駅さえ乗りこしてしまうことを恐れる臆病者だ
それでも今は大切なモノを守りたいんだ
高架化された武蔵小金井駅の改札前
とっくに雨は止んでいるのに二つの傘が僕を待っている
開かずの踏切で君を待たすことはない
ここが二人の終点になるのだろう
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