夜空の湖に星の吹きだまり
そこに沈んでいく人々を
今日も照らしながら月は泳いでる
不安と恐れがヒタヒタと肌を遊ぶ
ヒタヒタと ヒタヒタと足音がする
振りかえると ずぶ濡れの人がいた
凍えきった如何ともしがたいその姿に
自分を重ねてしまったとき
身動きひとつとることは出来なかった
霊であろうが幻だろが現身だろうが
身動きひとつとることは出来なかった
そろそろ冬のうたがきこえるよ
もうすぐきっときこえるよ
わらべ歌の裏拍をため息にして
冬のうたがきこえるよ
月は太陽よりも燃えている
だからこんなにも冷たい夜がある
独りぽっちにしないで
狂ってやりたい 狂って狂って狂ってやりたい
目の前という目の前を鷲掴みにして破ってやりたい
暗やみでふり乱せど ふり乱せど
喜怒哀楽のなにでもない 精神でも肉体のなにでもない
空を切る 虚しさを切る その傷口から
真っ赤な虚しさが流れて 虚しさのかさぶたができる
あああー ああー ああ ああああー
独りぽっちにしないで
そろそろ冬のうたをうたうよ
もうすぐきっとうたってみせるよ
わらべ歌の裏拍を舌打ちにして
冬のうたをうたうよ
誰にもきこえない
そこに沈んでいく人々を
今日も照らしながら月は泳いでる
不安と恐れがヒタヒタと肌を遊ぶ
ヒタヒタと ヒタヒタと足音がする
振りかえると ずぶ濡れの人がいた
凍えきった如何ともしがたいその姿に
自分を重ねてしまったとき
身動きひとつとることは出来なかった
霊であろうが幻だろが現身だろうが
身動きひとつとることは出来なかった
そろそろ冬のうたがきこえるよ
もうすぐきっときこえるよ
わらべ歌の裏拍をため息にして
冬のうたがきこえるよ
月は太陽よりも燃えている
だからこんなにも冷たい夜がある
独りぽっちにしないで
狂ってやりたい 狂って狂って狂ってやりたい
目の前という目の前を鷲掴みにして破ってやりたい
暗やみでふり乱せど ふり乱せど
喜怒哀楽のなにでもない 精神でも肉体のなにでもない
空を切る 虚しさを切る その傷口から
真っ赤な虚しさが流れて 虚しさのかさぶたができる
あああー ああー ああ ああああー
独りぽっちにしないで
そろそろ冬のうたをうたうよ
もうすぐきっとうたってみせるよ
わらべ歌の裏拍を舌打ちにして
冬のうたをうたうよ
誰にもきこえない
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