作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

血だまりの表を
ハンマーで叩いているかのような
時計の音だ
吹き曝しの
ふるさとのあの山のたてがみは
こちらへ来いと手を招いているのか
あっちへ行けと手を払っているのか

寝転びながら焦燥感に駆られ
錆びついた呼吸が早まる度に
心臓に心体(からだ)を殴りつけられる
どん底は知らない 怖い

垂れ流れている
凄惨 悲惨 残酷 残虐 すべて
前日譚がすきな男たちの
酒の肴になる

血だまりの表を
ハンマーで叩いているかのような
日々を歩く足音だ
吹き曝しの
ふるさとのあの海のにくはだは
こちらへ来いと手を招いているのか
あっちへ行けと手を払っているのか

大したことのない空想に耽り
溶けかかった脳みそを回す度に
くちゃくちゃと咀嚼のような音がする
どん底は知らない 怖い

垂れ流れている
凄惨 悲惨 残酷 残虐 すべて
後日談がすきな女たちの
股の涙になる

涙の総量で決まる価値がどこにある

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