新規登録 ログイン
昔を思い出す主人公を描きました。
kaito 投稿 - 2011/03/04 更新 - 2012/01/20 2 Comments 356 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
[S]
部屋の片隅にあるブーツが
思い出を蘇らせる より鮮明に
同じ道を 歩いていた あの頃には戻れないから
一人で今を歩き出そう

[A]
初めてもらった 君からのプレゼント
うれしさのあまり 抱きしめた
ずっと欲しかった お気に入りのブーツを
君はいつの間にか 知っていた

[B]
それを履いて ずっと二人で 永遠を誓った
だけどそれは叶わなかった

[S]
履き古しの汚れたブーツを
見るたびに思い出してる あの日のことを
離れること それはないと あの頃は思っていたから
寂しさが胸に込み上げる

[A]
あれから何度も 歩いたり走ったり
したけど今も 大切に
少しすり減った お気に入りのブーツを
僕は捨てずに 飾ってある

[B]
振り向かずに 軽い足取り いつまでも忘れない
そして僕はまた1つ強くなれた気がする

[S]
もう履くことのないこのブーツに
感謝の思いを乗せて そっと贈るから
出会えたこと 運命なら このままいけると信じてた
あの頃に別れを告げよう
タグ : [ 編集 ]

2 Comments

hamazihamazi
2011/03/05
ブーツをはいていたあの頃とそのブーツを履かずに歩んでいくこれから・・
記念に飾っていたブーツを自ら放棄することで、
過去を振り返らないようにする。
それはブーツをはいていた頃の「あなた」と再度別れることでもある。
これからを歩むことと履くブーツ=昔の歩みとの間で主人公は決意する。
そんな風に考えました。
kaitokaito
2011/03/05
hamaziさん
ありがとうございます。
まさにおっしゃる通り=BINGOです。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録