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sabrina_no_hana 投稿 - 2週間と3日前 更新 - 2週間と3日前 0 Comments 0 Views
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海の燃える空の刻(ころ)
頭のない花が風にゆられていた
知らなくていいことまで知りすぎたから
無知になったんだろ
そうつぶやいて
蹴飛ばした石ころがドブ川に落ちた
その瞬間
空に真っ黒の灰が積もりきった
だけどいつものことだから
誰にとって どうでもよかった
僕はいつも通り
町をもうすこしだけさ迷って
こぼれでる人工の光で
ススを払うことにした

優しさが肩をポンと叩いて
振り向いたそこに居るのはいつも暴力だった

ボクの悲しみを知るものはいるか
知られてたまるかの
ボクの悲しみを
ボクの悲しみを知るものはいるか
知るよしもない
ボクの悲しみを

僕の心臓にのしかかっていた月が
国境線の壁にぶつかって
僕の心を照らしながら沈むとき
誤魔化しのような夜明けが
あたかも希望の面をして
煌々と出ずる
そんな悪い夢を
僕たちは見つづけている
酔狂でしか生きられないような
そんな人間になるくらいなら
喉を切り裂いて笛吹きにでもなってやろうとは思うが
酔狂でしか生きられない人間の喉を切り裂いて笛吹きにしてやろうなんとは思わない

微笑みが心を惹き込んで
抱きついたそこに在るのはいつも怒りだった

ボクの悲しみを知るものはいるか
知られたくないような
ボクの悲しみを
ボクの悲しみを知るものはいるか
ボクも知らない
ボクの悲しみを

ボクも知らない
ボクの悲しみを
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