作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

弓をひくようなイメージで
張り詰めている
矢が放たれてるイメージで
震えている
あぁまたはずれる
あぁまた…
はずれる

闇の中で体育座りしていると
ふと闇に吸い込まれて
また闇にいる
そこで体育座りしていると
また闇に吸い込まれて
また闇にいる
果てがないと泣いていると
果てがあることに気づき
もはや
体育座りをするしかなくなったのだ

からだの芯の割れ目から
氷のムカデが
這いずりあらわれて
またたく間に
わたしを蝕んでいくのがよくわかる
遠くで父ちゃんの咳払いがきこえる

どれほど音をきらって
自ら聾(つんぼ)になったとしても
断末魔はやはりききたくならないだろう
どれほど景色をきらって
自ら盲(めくら)になったとしても
殺人鬼はやはりみたくならないだろう

苦労なんぞ
買わずとも向こうから売りにくる
わたしが わたしに
叩き売りだ 叩き売りだ

弓をひくようなイメージで
張り詰めている
矢が放たれてるイメージで
震えている
あぁまたはずれる
あぁまた…
はずれた。

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