若いころのあべ静江に歌わせたい
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名も知らぬ 花のしをり
君と読んだ 詩の間に
時のヴェールの 隙間を縫って
ほのかなかをり 漂わせます
何も言わず 花のしをり
恥ずかしそうに 手渡す君
憂いを秘めた あの微笑みに
淋しいかをり 甦ります
振り子時計の 錆び付いた
長い針を 左に回し
戻らぬ時を 恨んでみても
時を突然 刻み出す
振り子時計が 吹き抜けの
想い出詩集に 空しく響く
君がくれた 花のしをり
白い頁に 挟んでみて
またいつの日か 知らずに見つけ
優しいかをり 想い出します
花の時計の かたくなな
遠い時を 昔に戻し
幼い愛を 呼び戻しても
時を日影に 追いつめる
花の時計が 草原の
想い出詩集に 散らばり落ちる
君と読んだ 詩の間に
時のヴェールの 隙間を縫って
ほのかなかをり 漂わせます
何も言わず 花のしをり
恥ずかしそうに 手渡す君
憂いを秘めた あの微笑みに
淋しいかをり 甦ります
振り子時計の 錆び付いた
長い針を 左に回し
戻らぬ時を 恨んでみても
時を突然 刻み出す
振り子時計が 吹き抜けの
想い出詩集に 空しく響く
君がくれた 花のしをり
白い頁に 挟んでみて
またいつの日か 知らずに見つけ
優しいかをり 想い出します
花の時計の かたくなな
遠い時を 昔に戻し
幼い愛を 呼び戻しても
時を日影に 追いつめる
花の時計が 草原の
想い出詩集に 散らばり落ちる
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