作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

暗がりの机上にて
オレンジの花が咲いている
ロバのパン屋のうたがきこえる
そろそろこちらへくる頃合いか
夢をみた
風に手をとられ
カーテンはワルツをおどる
その先に
真上にみる青空
真上にみる青空を
真横からみている
光に満ち満ちて
疲弊しきったからだが
絶望に満ち満ちる
そんな夢をみた

地平線からは学生たちが家路へまっしぐら
水平線からは鳥の群れが孤独へまっしぐら
かつての少年とやらに
唾を吐け
描くのは自由だが
垂れてく絵の具は
これは「現実」だ
空も海も 墓石ですら
ものいわぬ
なにも なにも
ものいわぬ
ものいわぬ ものいわぬ ものいわぬ

暗がりの机上にて
オレンジの花が咲いている
ロバのパン屋のうたがきこえる
そろそろこちらへくる頃合いだ

ものいわぬは、なによりもものをいう
ものいわぬは、なによりもものをいう
ものいわぬは、なによりもものをいう
沈黙は告白の最中(さなか)である

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