good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
伸びた坊主頭に春先の死体がよく似合う
ひからびた魂は
あの日の幾何学模様のように
渇きの空にはりついた
見上げる暇は無く
だれもが
行先の名を知らず
麻袋を被って
匿名のまま
歩いているではないか
彼の母はあんなにもか細い木で首を吊った
そして彼もまたその木で首を吊る
あらゆるものを
自由律に詠む
えせ詩人が
人のいない道端で
ふらふらと空想に酔う
だれか救ってやれ
救えるものなら
救ってやれ
夜の雨の中
女の断末魔をきいたとしても
決して振り返るんじゃないぞ
それは幻だと思いこんで
苦悶の自宅まで駆けろ
誰もいない真っ暗闇で一心不乱に踊る日々
狂っているだの狂ってないだのは
善か悪かほど曖昧で
事実が空を切るだけ
のんどに裂け目が
言葉はそこからうまれてくるのか
ことわざを遊んで
したり顔をしてる
ああいうやつらに
なりたくはないのだ
ひからびた魂は
あの日の幾何学模様のように
渇きの空にはりついた
見上げる暇は無く
だれもが
行先の名を知らず
麻袋を被って
匿名のまま
歩いているではないか
彼の母はあんなにもか細い木で首を吊った
そして彼もまたその木で首を吊る
あらゆるものを
自由律に詠む
えせ詩人が
人のいない道端で
ふらふらと空想に酔う
だれか救ってやれ
救えるものなら
救ってやれ
夜の雨の中
女の断末魔をきいたとしても
決して振り返るんじゃないぞ
それは幻だと思いこんで
苦悶の自宅まで駆けろ
誰もいない真っ暗闇で一心不乱に踊る日々
狂っているだの狂ってないだのは
善か悪かほど曖昧で
事実が空を切るだけ
のんどに裂け目が
言葉はそこからうまれてくるのか
ことわざを遊んで
したり顔をしてる
ああいうやつらに
なりたくはないのだ
0 Comments