作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

空を四角い枠に閉じ込めてしまう
この街に君は何を見つけに来たの
何でもあるように見えたあの街には
何にもなかったような気がした

故郷よりも雨が冷たく感じた
汚れた空気にも慣れてしまうのかな
華やかに見えたあの大都市で
輝いてる奴は一握りなんだろ

夜になれば響き渡る駅前の弾き語り
あの人の夢はこの街が吸い込んでしまうの？
ギラついた若者と後ろ向きに歩く大人
綺麗に描いた夢が汚されそうだよ

街を行き交う雑踏の中で何故か
こんなにも寂しさを感じていたんだ
沢山の人で溢れるこの街では
無機質な目で歩く人ばかり

何度も夢を描き続けて憧れ
ネオンが光るあの大都市を覗き
華やかな街に落とされる影
怯えてても夢は捨てられないんだよ

ふと気づけば近寄る死を僕はまだ持て余す
あの日見た夢を思い出にしてしまう気はない
あの時は良かったと踏ん反り返り言う大人
気に喰わないんだ 明日はもっと楽しいよ

この田舎で育ててきた憧れを
あの街の中心で掴みたいんだ
欲望や甘い罠が蔓延るだろうけど
お薬なんかより僕は音楽を信じるよ

星と共に光放つあの街の街灯は
たくさんの夢を乗せたまま眠りにつくようだ
書き殴る落書きとネットに吐き出すストレス
全てがきっと夢の糧になるんだよ

夜になれば響き渡る駅前の弾き語り
あの人の夢をこの街が吸い込んでしまった
ギラついた若者も後ろ向きに歩く大人も
綺麗に描いた夢を抱きしめていたのさ

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