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mizumizu 投稿 - 2022/04/09 更新 - 2022/04/09 0 Comments 192 Views
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微かに華やぐ春の名残

惜しそうに振り返る、そんな私

今年も忘れものしたような

取り返しのつかないような


そんな朧げな月夜に

一人歩く、そんな刹那に

何かを見出そうとする度

そう在れない命に


哀しい 寂しいっていうのは

どこまでいっても主観で

他人行儀とは裏腹に

膨れ上がっていく

自尊心の果て

左様ならって お別れしたのは

いつの間にか過ぎる季節の所為

仕方無しに焚べる花筏

流線形に流るゝ

桜流しのように








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