。。。
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
微かに華やぐ春の名残
惜しそうに振り返る、そんな私
今年も忘れものしたような
取り返しのつかないような
そんな朧げな月夜に
一人歩く、そんな刹那に
何かを見出そうとする度
そう在れない命に
哀しい 寂しいっていうのは
どこまでいっても主観で
他人行儀とは裏腹に
膨れ上がっていく
自尊心の果て
左様ならって お別れしたのは
いつの間にか過ぎる季節の所為
仕方無しに焚べる花筏
流線形に流るゝ
桜流しのように
0 Comments