作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

いらいらするとき　吸い始めた煙草
若い頃はそれでよかった
その当時はファッションのようなものだった

だんだん煙を出すところが　少なくなってきた
嫌煙権なんて言葉がまかり通る時代になってきた
それでも私は辞められない
煙草は私の精神安定剤
私が狂う前の味方でもある
これが無ければ　私はバラバラのマリオネットのように
なってしまう

仕事の休憩中　近所のカフェで吸う煙草
一本のつもりが　気が付けばもう立て続けに六本
灰皿はもう埋まり切ってる

還暦を過ぎたあたりから
心臓が辛くなり　病名は心不全
しかしその正体は心不全を装った
バセドウ病だった
その前に　甲状腺の病で
海藻類は食べられなくなった
出汁もおかきも黒こんにゃくも
食べることはできない

神様　どうか私から煙草を取り去って
しかし　煙が私を追いかけてくる
まるで鎖でつながれたように
もう逃れることは不可能なのだろうか
やはり人は自分で自分の首を絞め
破壊させていくのだろうか
幸せの仮面を被った　不幸道
出口のない黒い迷路のなかに
紛れ込んでしまった

誰か助けて　神様ヘルプ

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