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M1911A1 投稿 - 2021/12/30 更新 - 2022/01/26 0 Comments 53 Views
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kayuma
A
空は死んでいる
水に浸したコピー用紙みたいな色で
カラスが憂いている
手向けに黒い羽根を翻して

A
田舎の無人駅にも
クリスマスの装飾が申し訳程度に
盗まれてた自転車
サンタさんはきっと僕を嫌っている

S
未来見ない 期待しない それだけの理
死体みたい 辞退したい 形無き人生
北風に引き摺り回されて 根雪に埋もれて
季節は僕を殺しに来る

A
僕は濁って行く
低賃金で買い叩かれて朽ちて行く
兎に角安心が欲しい
逃げるも立ち向かうも根源はそれを求めて

S
時代嫌い 期待しない それだけの理
悲哀痛い 辞退したい 救い無き人生
ライン作業に磔にされて モラルに揉まれて
社会は僕を殺しに来る

C
そんな満たされ無い気持ちに満たされて
巡り巡った季節は一回転して
ルーズリーフに書き殴った
今年一年出来なかった事は去年と変わらず

S
未来見ない 期待しない それだけの理
死体みたい 辞退したい 形無き人生
北風に引き摺り回されて 根雪に埋もれて
ライン作業に磔にされて モラルに揉まれて
そんな繰り返しの日々が僕を殺しに来る
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