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矛盾の鍵を探す旅を見るたびにこの思い再び。
120 投稿 - 2021/12/21 更新 - 2021/12/21 0 Comments 52 Views
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あの日君は笑っていた あの日君は僕をみつめて
花のようにきれいだった
君のきれいな二重の茶色い瞳に
黒く艷やかな髪を風にあずけ
君は笑っていた まるで春の日のように
宙に浮かぶ雲は僕に不安の雨を降らせる
1日1日に君がいる 僕はずっと止まったままで
僕は地に繋がって深い
深い闇に沈んでしまう

僕は積もりに積もる雪に飲み込まれていく
白くなった息に君の顔を浮かべ
白雪のなか僕は桜の
小さな小さなドアの鍵を探す


気を失いそうになって
僕の手から花びらは離れそうになる
乾燥した空気の味が僕を 立ち止まらせる
足跡はもうわからないかもしれない
もう戻れない
何も知らなかったなんて言わない
君の花咲く満開の花びらは見たくない
冬は終わりを告げ永遠の春の日を

僕の手のひらから花びらは溶けて消える
そして僕は君の手を掴み歩き出す
春の日は続き僕らもう冬の日が来てももう
一緒にいると決めたから
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