作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

体がばらばら崩れていく
見るも無残なジェンガ崩し
足元をうごめく肉片を見つめる
まるでそこにも僕がいるかのよう

ぴくりとはねた肉片に僕は
途方もない寵愛を

残念ながら元には戻らないよ
僕はここにしかいられないよ
いっそプラナリアになりたいとさえ思う
こんな悩みなんて持ちようもない
崩れた体もまた自我を持ち出すだろう
そこに心はあるかは知らないけれど

体がぺらぺら捲れていく
見るも見事なブロック崩し
周りを舞う皮膚だったものを見つめる
まるで僕に囲まれているよう

ふわりと舞った埃みたいなものに
他愛のない嘲笑を

残念ながらそれは僕じゃないよ
僕を削ってできたただのゴミだよ
いっそプラナリアになりたいとさえ思う
こんな焦りなんて持ちようもない
削れた体はまたどんどん削れてくだろう
いつまで僕でいられるのかな？


体がどろどろ溶けていく
見るにも耐えない屋台崩し
じんわり地面に僕が染み渡る
まるで僕が消えていくよう

残念ながら幻想じゃないよ
僕はもうすぐ消えていくよ
いっそプラナリアになりたいとさえ思う
こんな祈りなんて持ちようもない
あわよくば溶けてなくなる前に
分裂して生きながらえればとさえ

残念ながら元には戻らないよ
僕はここにしかいられないよ
いっそプラナリアになりたいとさえ思う
こんな悩みなんて持ちようもない
分裂したその先で僕は
またいずれ消えてしまうのだろう

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