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幾度も巡った この道 この足取り
夜空の下でも 晴れ渡る日の中でも
眠りと目覚めを繰り返して
祈りが 星々のように押し寄せてくる
足を踏み外した僕のもとに
星霜 また時を告げに来るのだろうか
淡々として残酷な時を
何かが僕を染め上げる なぜか…
待つばかりだった あの声も あの影さえも
独りで強がって 雨風まで受け止めた
何気なく必死になりながら
哀しみが 知らぬ間に増えていく
どうにも言葉にできなくなるほど
星霜 過ぎ去れば消えてしまうのだろうか
生きる心地も 苦しみも
何かに追い出されたように
荒れ狂うのは 世界か この僕か
答えをそっと閉ざして
祈りよ 星々のように押し寄せてくる
姿はきっと何よりも美しい
星霜 煌びやかに過ぎ去るような日々は
淡々として そして華麗なまま
僕の記憶へと沈んでいく 沈んでいく…
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